記事投稿日:2017.12.15
“目標設定の合意形成”とは、目標管理制度の運用上、各年度のはじめに、個人目標・プロジェクトチーム目標が適切に設定されたことを、組織として合意形成し、認め合うことを言います。
“目標設定の合意形成”の重要性は、それが、目標達成時の貢献度評価の際、公正性・納得性を確保する基礎となる点にあります。
合意形成の基準と方法
目標設定の適切さを合意形成するには、評価基準・方法を定めておくことが必要です。目標設定の適切さをチェックする評価基準として「SMARTの原則による目標設定チェックリスト」が工夫されています。
「SMARTの原則・チェックリスト」
キーワード | チェックポイント | |
S | Specific
& Stretch
|
具体的で、かつ努力してようやく手が届くストレッチ目標 |
M | Measurable
|
測定可能な達成基準は可能な限り定量化し、定量化出来ない場合でも、達成度評価が出来る程度まで具体的な表現であること |
A | Align
|
部組織目標達成に貢献する個人目標、プロジェクト目標であること |
R | Realistic
|
現実的なストレッチな目標であることを前提として、決して達成不可能ではないこと |
T | Time-bound | 期限付きであること |
評価方法としては、同じ部署に所属し、上位の組織目標を分担して個人目標を設定した仲間が、お互いの目標の適切さをチェックリストで評価し、指摘し合う「相互フィードバック」を活用するのが最適です。
経営者・管理者の留意点
このような「相互フィードバック」を重要な参考として、管理者と個々の社員・プロジェクトチームによる「目標設定面談」を行い、目標設定の適切さ、達成プロセスのフォローアップ方法、能力開発努力を確認し合い、経営者・管理者の期待と支援・激励を伝えるのが、スタートに当たって最善のマネジメントと言えます。
掲載日時点の法令等に基づいて記載しており、最新の制度と異なる場合があります。