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2015年11月9日 理解度向上法

目標管理制度でチーム目標、部署目標などを達成する基礎的作業として、メンバーに、その目標の背景となっている問題点や課題をよく理解させることが重要です。

ファシリテーションで理解度向上

そこで、ファシリテーションを利用して理解度を効果的に向上させる実務的方法を紹介させて頂きます。

①ファシリテーター(その問題、課題を良く知っており、ファシリテーション能力を有する管理者など)の選任

②参加者総数が10~30名程度の場合、担当専門分野別等2~6名単位のグループに分けてファシリテーションを行なう。

③実施手順(例示)

ファシリテーションの要領 注意点
目的説明(問題点・課題の共通理解を行ない、それをもとに、全員で協力して目標達成に向かう) 聞き手は、各自具体的な質問点を見つけ出す。
ファシリテーター(または適当なリーダー)が目標設定の背景にある問題点・課題等に関する説明 可視化された説明資料を配布、使用
説明後のグループ別質問点整理:3分間ミーティング

(注)模造紙の使用等で可視化する。

グループ別に質問を具体的に箇条書きで、模造紙等へ書き出す。
各グループの代表者が模造紙で、質問内容を簡単に説明(全グループの質問を順に説明)。この間ファシリテーター(または手順2の説明者)は質問事項を整理し、回答内容を考えておく。 全グループの質問により、疑問点の全体像が明らかになり、相互に比較して理解が深まる。
手順2の説明者から、共通の質問は括って、全ての質問に回答。理解が行き届くように補足説明。 全員の理解度を確認、場合により追加質問・回答

理解度向上のポイント

このように、メンバーが疑問点を抽出し、グループでそれらを整理して主体的な疑問を提起、さらに他のグループと交換し、疑問点を多角的に認識した上で、ファシリテーター(またはリーダー)の回答・補足説明を得ることで、仲間との共通理解向上、メンバーの協力による目標達成へのパワーが生まれます。

掲載日時点の法令等に基づいて記載しており、最新の制度と異なる場合があります。
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