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2015年10月14日 全体最適アプローチ

目標管理制度の目標達成プロセスで、確実に目標達成に向かっているのか、と確信が持てない状況になったり、混乱状態に陥ったりした場合に、全体最適アプローチによるプロセスの見直しが役立ちます。

全体最適アプローチの基準

プロセスの「全体最適アプローチ」は図示した通りで、目標達成プロセスに不具合が生じている場合は、そのどこかに問題があり、しかも複合的に絡み合って問題が生じていることが多いようです。

それらを見直すためには、まず「コンセプト(何をどのような方向性で変化させ、あるべき姿に到達するのか)・ゴール(あるべき姿を取引の当事者構成・スキームとして可視化した図解説明)」の適切さを検証し、その後に、これを基準として、他の要因の適切さを評価、見直しを図るアプローチが現実的であると言えます。その理由は見直しの中心に据えるべきプロセスは、あるべき姿と到達の基本方向を示した「コンセプト・ゴール」にあることが挙げられ、的を射た検証により混乱を避けられるからです。

コンセプト・ゴールの検証方法

コンセプトは、現状把握・現状分析の検証によって変化する可能性があります。例えば、当初予想していなかった、市場ニーズの変化等外部環境の変化、社内の人材・トップ方針の変化等があり、それらに基づくSWOT分析・クロスSWOT分析の内容に修正を要し、その結果「強みを機会に生かす」等コンセプトの修正が必要になり、ゴールの修正を要する、といったことも起こり得るからです。

全体最適化の実施

見直した「コンセプト・ゴール」を中心において、「目標・達成基準」「成功要因・阻害要因」「打ち手」の妥当性をチェック・検証することでプロセスの全体最適化、すなわちプロセスの混乱状態から脱出し、目標達成に確信が持てるプロセスを取り戻すことが出来ます。

掲載日時点の法令等に基づいて記載しており、最新の制度と異なる場合があります。
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