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2015年5月22日 オリエンテーション

“オリエンテーション”とは、「方向付け」のことを言い、企業経営では、戦略の展開、重要な目標設定と達成などに先立って、関係者の意思統一、動機付けのために行ないます。うまくやると課題達成、目標達成の成功確度が高まる重要性を持っています。

オリエンテーションの実施要領

オリエンテーションの展開方法は、

[準備]

・全員を2~6名単位の適切なグループ(担当別等)に分ける

・全員が各グループの発表を比較、検討できるよう模造紙2~3枚・マジック(黒・青・赤)をグループ数準備

①オリエンテーションの目的説明(課題の質疑応答による理解と、成果イメージの共有によるより深い理解が目的)

②課題の説明:経営者等適切な人から課題の目的、背景等を説明(聞き手は充分な理解をするため、具体的な疑問点の質問が出来るように聞く)

③各グループ別に2分間ミーティングで質問箇所を整理した後、全ての質問を出してもらう(板書)

④課題説明者から、それらの質問に対して回答、さらに確認したいことはないか、問いかけ、あれば質問、回答

⑤我々の理解を、より深め、具体的にするため、成果物(またはゴール)とはどのようなものか、全員で考えて見よう。

グループ別に、この課題の成果物(ゴールの姿を、“ありありと目に見えるように描き、発表すること”を要請(30分間ミーティングで大胆に書きあげてもらう)

⑥各グループの成果物案を発表(聞き手に対して「そこが問題だ、そこをさらに改善すべきだ、などと単純明快に“ズバリひと言30秒”で指摘できるように、集中して聞くよう」要請)

⑦全グループの発表が終了したら、各グループの2分間ミーティングで指摘するグループ、指摘点を整理

⑧発表したグループの順に、全グループからの指摘を受ける:指摘を受けるグループは“反論なし(人の話をよく聞こう)”成果イメージがかなり見えてくる

⑨ファシリテーターによるまとめ

経営者・管理者の留意点

オリエンテーションは、論理的に深追いしなくても、目的は達成されます。

掲載日時点の法令等に基づいて記載しており、最新の制度と異なる場合があります。
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