「クロスSWOT分析」は「SWOT分析」を基にして、強み・弱みの内部環境と機会・脅威の外部環境をクロスさせ、戦略の具体的な方向性を検討する手段です。
「クロスSWOT分析」の方法
外部
環境 内部 環境 |
機会
① ○○顧客のニーズ ② △△顧客の |
脅威
① 競合△社のB製品 ② ・・・・ |
強み
① 核商品A ② アフターサービス |
1.・・・・・
2.・・・・・ |
・・・・・ |
弱み
① 顧客構造 |
・・・・ |
この図のように、内部環境(強み・弱み)と外部環境(機会・脅威)を「SWOT分析表」から「クロスSWOT分析表」に転記し、それぞれがクロスした4つの枠内に
・「強み」(核商品A)を「機会」(○○顧客のニーズ)」に活かす方策など
・「強み」で「脅威」を回避する方策
・「弱み」を補強して「機会」に活かす方策
・「弱み」を補強して「脅威」に対処する方策
を検討します。
留意点
・「強み」の①を「機会」の①と②それぞれと組み合わせて検討し、同様に「強み」の②を「機会」の①と②それぞれと組み合わせて検討する、と言うように、組み合わせに漏れがないように検討することが大切です。
・検討した方策は、ただちに着手できる程度に具体的な記述をすると良いでしょう。
「クロスSWOT分析」の利点
最も役に立つのは「SWOT分析」で把握した自社の「強み」を「機会」にどう活かすか、具体的に突っ込んで考える点にあります。それは、この事業を貫く「コンセプト」になることが多いのです。
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