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2017年1月24日 共創型リーダーの技

共創型リーダーとは、共創(“異質な知を融合して、新しい知を創出する”)を導く使命を持ったリーダーのことを指し、近年、目標管理の目標設定、達成プロセスの問題解決などにおいて、共創型リーダーが、その使命を果たす機会が増えております。

共創型リーダーの技と使い方

共創型リーダーの技とは「社員の体験で得られた事実や、多様な知識・技術に基づく創意工夫の発表、真摯な討論を通じて、それらを融合した“共創価値”の合意形成へ誘導する技」のことを言い、経営者や管理者、プロジェクトチームリーダーがファシリテーターとなって使う機会が多いと言えます。

その技の使い方を目標管理制度における目標設定・仮説検証型目標達成のケースを取り上げ、手順として例示させて頂きます。

[目標管理における技の活用手順例]

目的 ファシリテーターの技の使い方
現状の課題・問題理解、共有 目標に関する現状の課題・問題を全員参加で出させ、疑問点について討論、発表させ、説明、理解させる。(注1)
目標設定 ①目標達成状況(問題・課題が解決された状況)討議、発表

②全員討議(注1)

③合意形成(注2)

解決策(仮説)の創出と検証 ①参加者が持つ多様な知識技術で、解決策を創出(注1)発表

②全員で討議

③複数案の検証(分担)

合意形成 複数案の検証結果を発表、全員で討議、合意形成(注1・2)

(注1)2~6名の小グループに分けて討論させ、代表者が発表

(注2)合意形成の方法は、小グループで討議の上、「衆目評価法」(個人が5点法で投票するなど)活用を推奨

[実施上の注意点]

①小グループ別の発表内容は、全員が目で見えるように掲示することが大切

②討論はブレーンストーミングで、お互いの批判や否定を禁じ、年齢・性別にかかわらず全員発言

掲載日時点の法令等に基づいて記載しており、最新の制度と異なる場合があります。
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